眠りへ導くお助けアイテム「ピローミスト」
ピローミストの使い方は、枕にシュッとスプレーするだけ。部屋全体を香らせるアロマディフューザーよりもスピーディーでお手軽ですから、いますぐ寝たい!という忙しい夜にもぴったりです。
スプレーすると枕が少ししっとりしますから、乾く時間を加味して寝る10分前くらいにシュッとしておきましょう。寝る前のルーティンに加えてみてくださいね。
香りが強すぎると入眠を妨げる恐れがあるので、枕へのつけすぎには注意しましょう。香りが足りない場合は、追加でベッド上の空中に散布したり、掛け布団に吹きかけたりするのもおすすめです。
ピローミストにぴったりのアロマ3選
手作りピローミストの良いところは、なんといっても「好みのブレンド」を楽しめること。たとえば、ラベンダーをメインに、気持ちが軽くなるようなオレンジをほんの少しプラスしたり、ヒノキの香りにスイートマジョラムを入れて深い瞑想を誘うウッディな香りにしたり……イメージを膨らませてオリジナルの香りを作りましょう。
手作りピローミストに向いている、入眠やリラックスが期待できるアロマオイルを3つほど紹介します。
■入眠といえば!大定番の「ラベンダー」
ラベンダーは「ハーブの女王」とも呼ばれ、抗不安や鎮静作用があるとして、ヨーロッパでは薬用として用いられてきた薬草です。やさしいフローラル系の香りで、ほんの少し感じるウッディさが香りに深みを与えています。
■まるで森のなかにいるような「ヒノキ」
日本人に馴染み深いヒノキは、思わず深呼吸をしたくなる香り。ピローミストに使えば、ベッドのなかで森林浴をしているような気持ちに♪爽やかな香りは安らぎと活力を与えるとされています。
■やさしい爽快感のある「ユーカリ」
ミントに似た香りで、胸がすっとするウッディ系の香りです。暑くて寝付けない時や、花粉で鼻が苦しい時には特におすすめ。ウッディ系・フローラル系、どちらとも相性が良いのでブレンドする際に重宝します。
こちらの記事では、穏やかになりたい時、気分がすぐれない時、気分を上げたい時など、セルフメンテナンス向けの香りをご紹介しています。ピローミストにも応用できるので、参考にしてみてください。
3ステップで簡単、ピローミストの作り方
ピローミストは香りが残るように、通常のアロマスプレーよりも少し香りが濃いレシピにしています。作ってみて香りが強くて気になるようでしたら、精製水を足して薄めてみてください。
ちなみに、一般的なアロマオイルは薄い茶色〜透明の色をしています。ピローミストにする際は薄めて使うため、枕への色移りはほとんど心配しなくて良いでしょう(ただし、メーカーオリジナルブレンドなど、着色されたものは注意が必要です)。心配であれば、白など色移りが目立つピローカバーは避ける、まめに洗濯するなどで対処してみてくださいね。
■準備するもの
・スプレー容器(ガラス製か、アルコール対応と明記されたPET樹脂素材のもの)
・お好みのアロマオイル 20滴程度
・無水エタノール 10mL
・精製水 40mL
■作り方
1. スプレー容器に無水エタノール10mL、アロマオイル20滴程度を加えます。
2. スプレー容器にフタをして、振って混ぜます。
3. 2に精製水を加え、再度フタをして振り混ぜたら完成!
清々しい朝を迎えるために
夜はぐっすり眠り、朝はスッキリ起きる。そんな理想的な睡眠のために、KIREI Cruiseではさまざまな視点でアイデアをご紹介しています。
■朝にスッキリ起きるためのヒント
こちらの記事では「起きる」にフォーカスして、シャキッとするためのポイントを3つご紹介。光の取り入れ方や、起きるタイミングに合わせて体温を上げる方法、「アラーム」の上手な使い方など、寝起きを快適にするヒントを詰め込みました。
■寝付きやすくするためのヒント
冷えやほてりを軽減して、入眠をスムーズにしてくれる「足湯」の入り方。全身浴よりも体に負担がないので、のぼせやすい方はもちろん、時間のない方や夏場のセルフメンテナンスにもってこいです。
■眠りの質を向上させるためのヒント
良い睡眠は、実は美肌作りにもつながります。こちらの記事では、質の良い睡眠を生むおすすめの「睡眠ルーティン」を解説しています。日課にすることで、だんだんと眠りやすく、そして睡眠の質も上がってきますよ。ピローミストと一緒に、習慣化してみてくださいね。
緊張すると呼吸は浅くなり、リラックスすると深くなるといわれています。癒やされる香りをお供にベッドに入れば、香りを楽しもうと自然に呼吸が深くなるはず。スマホを消して、ゆったりと目を閉じて、香りに気持ちを委ねましょう。歯磨きやスキンケアなどの眠る前のルーティンに、ぜひピローミストをプラスしてみてくださいね!