継続は力なり 朝晩1セットずつから始めよう!
今回ご紹介するのは、老け顔の原因となるほうれい線やあごまわりのたるみに効かせるストレッチです。覚えやすいように口まわり、あご、首と、上から下へストレッチするようにご紹介していますが、この順番通りでなくてもOKです。
こうしたストレッチで効果を出すには、とにかく継続することが大切。起床時・入浴中・就寝前などタイミングを決めて、1日2回〜で行うのがおすすめです。毎日同じ時間にアラームを設定しておくと忘れにくいですよ。まずは3ヵ月、頑張ってチャレンジしてみましょう!
ほうれい線をぐっと引き上げ!「口角下制筋トレ」
口角が下がっていると不機嫌そうですし、ほうれい線も目立ちやすくなってしまいます。唇の両端とあごを結んでいる、口角を下に引っ張るようについている筋肉(口角下制筋)をぐっと引き上げて、口角の下がりを改善しましょう。
マスクをしている時にもこっそりできるストレッチです。
1:上唇と下唇を口の中に巻き込み、U字をイメージして「ニッ!」と口角をあげます。
2:2秒キープ1秒休みで、15回を1セットとして行いましょう。
ほうれい線を含む口まわりのお悩みに 「舌骨筋群ストレッチ」
ほうれい線を目立ちにくくするほか、二重あご、噛み合わせ、食いしばりの改善にも役立つのが「舌回し」。慣れないうちは10回程度でも疲れてしまいますが、ゆっくり丁寧に頑張ってみましょう。
1:口を閉じて、上下の外側の歯茎に沿って舌をぐるりと回します。大きく、ゆっくり、遠くまで伸ばすイメージでやってみましょう。
2:右回りに20回、左回りに20回で1セット。慣れたら1日3セットを目標にしてみましょう。
また、唾液腺が刺激されて唾液が出てくるので、ドライマウスによる口臭の予防にもおすすめです。
肌のみずみずしさアップ!「あご下リンパ流し」
あごの下のリンパ(あご下リンパ節)はリンパが滞りやすく、多くの方はマッサージすると痛い場所です。ここのリンパを流してあげると、顔の血色が良くなって、ふっくらとうるおった肌質づくりに役立ちます。
1:あご下リンパ節のあたりに親指を入れ、エラに向かってグッグッとリズミカルに揺り動かす。
2:40秒1セット。動画鑑賞中など、手が空いている時にも◎
口・あごまわりのたるみに効く「スマホ首ストレッチ」
首・肩・背中が張ってつらいストレートネックは、スマホが普及するにつれて増加しているためスマホ首とも呼ばれています。
スマホ首は口元やあごのたるみ、顔のリンパの滞りまでも引き起こします。うつむき加減の姿勢で長く動かずにいることが原因なので、気づいたら都度、こまめに伸ばしておきましょう。
1:イラストのように、鎖骨の中心からちょっと下あたりに両手を重ねて押さえ、あごを上へ伸ばすように首の筋肉を伸ばします。
2:左の鎖骨の下を右手で押さえ(左手は添えて)、あごを右ななめ後ろに反らすようにして伸ばします。あごの角度を変えながら、気持ち良く伸びる場所を探しみてください。反対側も同様にしてみましょう。
3:前・左・右、各30秒ずつを1セットでチャレンジしてみてくださいね。
首まわりがガチガチ!という方は、以下の記事もおすすめ。短時間で首・肩・背中をほぐすストレッチをご紹介しています。
今回ご紹介したストレッチは、どれも深い呼吸を意識するのがコツ。呼吸を止めずにゆったりと繰り返すことで、リラックス効果もアップします。未来の自分を楽しみにして、毎日の習慣にしてみてくださいね。