意外と知らない?アイライナーの種類
アイライナーと一言で言っても、さまざまな種類があります。まずは代表的なアイライナーの種類と、その特徴について紹介します。
■ペンシルアイライナー
文字通り、鉛筆のようにふわっとやわらかく、自然なラインが描けるのでナチュラルメイクが好きな方にぴったり。まるで、まつ毛が濃くなったように自然な目力を演出できます。また、ラインをぼかしやすく、失敗しづらいので、初心者やアイラインを綺麗に引くのが苦手という方にもおすすめです。
■リキッドアイライナー
インクが染み込んだ筆やフェルト状のリキッドアイライナーは、しっかりした発色と、くっきりと描けるラインが特徴。繊細な先端はラインの太さや形を調整しやすく、極細ラインも跳ね上げラインも演出したいイメージに合わせて描けます。
■ジェルアイライナー
ペンシルとリキッドの中間のような質感で、やわらかくとろけるような描き心地が特徴。肌にピタッと密着するので汗・水・こすれに強く、メイク直しがなかなかできない時や暑い季節に最適です。ペンシルよりもくっきりと目元を引き締めたいけど、リキッドだと上手にラインを引けないという方にもおすすめです。
目のタイプ別、アイライナーの基本テクニック
ただ「引けばいい」わけではないアイライン。自分の目のタイプに合った基本の引き方をマスターしましょう。 特に、たるみやハリ不足などによってアイラインが引きにくくなった……と感じた際に、知っておきたいアドバイスもお伝えします。
■アイラインを引く時の基本姿勢
基本姿勢は、椅子に座って机の上でメイクを行うのがベスト。鏡の位置と目線を意識することでアイラインがぐっと引きやすくなります。
上のラインを引く時
手鏡を目より下の位置で持ち、目線を下に落とすのがポイント。ひじをつくと手元が安定してラインが引きやすくなります。
下のラインを引く時
手鏡を目より上の位置に持ったら目線を上にし、上目づかいをするようなイメージで引きましょう。
■目のタイプに合わせたアイライナーの引き方
二重タイプ
目元の輪郭がはっきりしていて、目が大きな二重さんは「やりすぎない」ことが最大のポイント。太くて濃いアイラインは顔から浮いてしまいます。
まつ毛の隙間を埋めるように描き、目尻はラインを伸ばしすぎないよう自然に描きましょう。物足りない場合は、二重のラインが隠れない程度に目頭から目尻まで細いラインをプラスしてください。
奥二重タイプ
まぶたにアイラインが隠れてしまったり、目が小さく見えてしまいがちな奥二重さんは、目頭側と目尻側でラインの引き方を変えるのがコツ。
二重さん同様にまつ毛の隙間を埋めるように描いたら、目尻だけ5mmほど長めにラインを引いてみてください。こうすることで二重ラインが際立ち、立体感が出て自然に目が大きく見えます。
一重タイプ
まつ毛の根元が見えにくく、目を開くとアイラインが見えなくなってしまう一重さんは、目尻にポイントを置くのが自然に大きな目をつくる秘訣。
黒目の外側から目尻まで細めにラインを引いたら、目尻から5mmほど長めにラインを引いてみてください。下まぶたも、目尻の三角ゾーンを埋めるようにキワのみプラスすると、自然なのに印象的な目元になります。
■目元のたるみも気にしない!アイラインを上手に引くテクニック
まぶたのたるみやハリがなくなってきてアイラインが引きにくいという方は、まぶたを指で引き上げて肌のゆるみをなくした状態で引いてみてください。こうすることで肌にハリが出て、スムーズに引けるはずです。
イメージを自在に操る!印象別アイライナーの引き方
アイライナーは目を大きく見せるためだけのものではありません!なりたい目元を叶える、印象別アイライナーの引き方を紹介します。
■可愛いメージを演出する「タレ目ライン」
1:上まぶたのカーブに沿って、目頭から目尻までラインを引きます。
2:目尻のラインを延長するようなイメージで、下降気味になるよう意識しながら目尻から5mm程度伸ばしてラインを引きましょう。
POINT
より可愛らしさが欲しい時は、黒目の上部分をやや太めに引くことで、目の縦幅が強調されて丸く可愛らしい印象になります。甘くなりすぎないようにするなら目元に自然に馴染むブラウンカラーがおすすめです。
■クールなイメージを演出する「切れ長ライン」
1:目頭から目尻まで、まつ毛のキワに沿ってラインを引きます。
2:目尻から先は、下まぶたの延長線上にラインがくるように意識しながら、5mmほど長めに引きましょう。その際、目尻側のラインをやや太めに引くことでよりキリっとした目元に仕上がります。
POINT
目尻のラインは伏し目がちにして、床に対して平行に引くイメージで行うと上手く引けますよ。角度を上にするほどキリッとした印象が増すので、お好みで変化をつけてみてください。
また、目尻のたるみでアイラインが見えにくいという方は、仕上げの際に目を開けた状態でアイラインが見えるよう、目尻の少し上側を意識して引くと良いでしょう。
■華やかなイメージを演出する「ぱっちり目ライン」
1:上まぶたのカーブに沿って、目頭から目尻までラインを引きます。
2:目尻は目の輪郭に沿って自然に流すようなイメージで、ラインを伸ばしすぎないようにしましょう。3:下まぶたも、黒目の下から目尻に向かって目のカーブに沿うようにラインを引き、上まぶたの目尻ラインと自然につながるように描きます。下まぶたは滲みやすく、パンダ目になりやすいので、できる限り細めにラインを引きましょう。
POINT
やりすぎ感を出さないポイントとして、ラインを細めに描くよう意識してみてください。
■自然な目力を演出する「点々アイライン」
1:まつ毛の隙間を埋めるようにして、目頭から目尻に向かってアイライナーのペン先の幅を目安に点を打つように描いていきます。
POINT
上下のまぶたに点々アイラインを引くことで、まつ毛の存在感がアップしたような、自然な目力が叶います。アイラインを引くのが苦手な方や、よりナチュラルメイクに見せたい時にもおすすめです。
目を大きく見せるだけではない、アイライナー。テクニック次第でさまざまな印象を与えることができるので、ご紹介した方法を参考に、洋服やシーンに合わせてぜひ取り入れてみてくださいね。
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なんとなく使っていたアイライナーも、使い方次第でいつもと違う自分が演出可能に♪
ぜひ今日から実践してみてはいかがでしょうか?