自分に似合う1本はこれ！秋色リップの選び方

秋のメイクトレンドの中でも、特に注目を集めているのがリップカラーです。2024-25秋冬のトレンドカラーであるボルドーやワインレッドは、大人の女性の魅力を引き立てる絶好のカラー。これらの色は深みと品格を演出し、顔全体を引き締める効果があります。

ボルドーは赤みの強い紫色で、華やかさと落ち着きを兼ね備えた色。一方、ワインレッドは深みのある赤色で、大人の色気を演出します。どちらも肌の色を明るく見せる効果があり、40代以降の女性にも使いやすい色なので、今季ぜひ取り入れてほしいアイテムです。

トレンドカラーのリップを選ぶだけでは、必ずしも自分に似合うとは限りません。たとえば「ボルドー」と一口に言っても、色味やトーンによってかなり印象が変わるからです。似合うリップを選ぶコツは、自分の肌色や顔の印象に合わせること。そうすることで、トレンドを踏まえつつ、自分に最適な色味やトーンのリップを見つけることができます。

また、リップメイクは顔全体の印象を大きく左右する重要な要素。自分に合ったリップカラーを見つけることで、より自然で魅力的な印象を作り出すことができるのです。

そこで活用したいのが、パーソナルカラー測定です。パーソナルカラーとは、肌・髪・瞳の色など、「自分が生まれ持った色素と調和のとれる色」のこと。つまり「自分に似合う色」を知ることで、メイクやファッションの選択が格段にラクになりますよ。

パーソナルカラーは一般的に、まず肌の色味から「イエローベース（イエベ）」、「ブルーベース（ブルべ）」の2種類に分けられます。さらに髪・瞳の色も含めた明度（明るい色、暗い色）や彩度（鮮やかな色味、落ち着いた色味）、質感（ツヤ、マット）などを考慮したうえで、「イエベ春」、「ブルべ夏」、「イエベ秋」、「ブルべ冬」の4パターンに分類されます。

自分のパーソナルカラーを簡単に見分ける方法としては、以下のようなポイントがあります。

肌の黄みが強く、日やけすると肌が小麦色になる方は「イエローベース」と言われます。そのうえで、瞳や髪がブラウン系の色だという方、茶髪が似合うという方は「イエベ春」の可能性が高いでしょう。

肌の青みが強く、日やけすると肌が赤くなる方は「ブルーベース」と言われます。そのうえで、瞳や髪がブラウン系の色だという方、茶髪が似合うという方は「ブルべ夏」の可能性が高いでしょう。

肌の黄みが強く、日やけすると肌が小麦色になる「イエローベース」のなかでも、瞳や髪が黒系の色だという方、黒髪が似合うという方は「イエベ秋」だと思われます。

肌の青みが強く、日やけすると肌が赤くなる「ブルーベース」のなかでも、瞳や髪が黒系の色だという方、黒髪が似合うという方は「ブルべ冬」だと思われます。

また、パーソナルカラーに合わせたおすすめのファッションなどもご紹介していますので、こちらも合わせてご覧ください！

イエベタイプは黄みがかった暖かみのある色味、ブルベタイプは青みがかった色味が似合う傾向にあります。また、春夏タイプは比較的明るめの色味、秋冬タイプは深みのある色味が調和しやすいでしょう。

上記を踏まえて、今季トレンドカラーのボルドーとワインレッドリップを選ぶと◎。ぜひ参考にしてみてくださいね。

パーソナルカラーを理解し、トレンドカラーの中から自分に似合う色味を選べるようになったら、次は年齢に応じたリップ選びのポイントを押さえましょう。40代以降になると、唇の状態も少しずつ変化してきます。これらの変化に対応しながら、より魅力的な印象を作るリップ選びのコツをご紹介します。

年齢とともに気になる、唇の乾燥。また、血行不良などによるくすみも出やすくなった唇には、保湿成分が豊富なリップを選びましょう。おすすめは発色が良く、明るいトーンのリップを使用すること。唇全体が明るく健康的に見えます。

唇の乾燥が気になる方は以下の記事もぜひご覧ください！

加齢とともに唇のハリが失われ、薄く見えがちな唇には、ボリュームアップ効果のあるリップを選びましょう。おすすめは、ツヤタイプのリップ。光の反射で唇に立体感が出ます。

40代以降は、唇の皮脂分泌が減少するため、リップの持ちが悪くなりがち。リップを塗る前に、下地として無色のリップクリームを塗ってから、リップカラーを重ねると色持ちが良くなるので試してみてください。
また、テクニックとして、ティッシュオフを1回行ってから再度リップを重ねるのも効果的。より長時間きれいな発色が続きます。

ポイントを押さえつつ、自分のパーソナルカラーに合ったボルドーやワインレッドのリップを選ぶことで、より洗練された大人の魅力あふれる印象を作ることができます。トレンドを取り入れながらも、自分らしさを大切にした秋のリップメイクを楽しんでくださいね。