寝る前のルーティンはエイジングケアが超重要!
寝る前のルーティンは、インナービューティーの基本のひとつ「睡眠の質」を左右する重要なポイント。また1日を終えた後で、セルフケアなども落ち着いてじっくり取り組めるので、美容効果アップが期待できます。
毎日「もうこんな時間!」とバタバタ布団に入って、疲れを溜めたまま朝を迎えていると、美容に良くないことはもちろん、振る舞いなどにも疲れが表れてしまうもの。老け見えや老化の早まりを招かないよう、改めて寝る前のルーティンを見直してみましょう。
睡眠の質を高めてエイジングケアする、4つの「寝る前ルーティン」
では続いて、睡眠の質を高めるためにおすすめの寝る前ルーティンをご紹介しましょう。
■その1:食事、ハードな運動を就寝3時間前までに済ませる
就寝中の体温は、起きている時よりも下がるのが自然な状態です。寝る前に体が温まり過ぎると、眠っている間も適切に体温が下がらなくなり、睡眠の質が落ちやすくなります。
そして日々の生活行動の中で、大きく体温が上がるのが「食事」や「ハードな運動」です。遅い夕食や夜食は太りやすいデメリットもありますから、眠る3時間前までに済ませるようにしましょう。
やむを得ず遅い時間に食べる際におすすめのレシピは、こちらの記事を参考にしてみてください。
■その2:お風呂を就寝1~2時間前までに済ませる
食事や運動と同じように体温が上がるのが「入浴」です。こちらも、就寝1~2時間前までに済ませておきましょう。十分時間を空けられる時でも、交感神経を刺激し、体を活動モードにしてしまう熱いお風呂やサウナ、水風呂などはできるだけ控え、ぬるめのお湯にゆっくり浸かってリラックスするほうが、睡眠の質を高めやすくなります。
■その3:灯りとスマホは就寝1~2時間前から徐々に暗めに
部屋がいつまでも明るいままだと、脳が興奮した状態のままになってしまい、寝付きが悪くなりやすいと言われています。部屋自体は暗くしていても、色温度が高い(青みが強い)パソコンやスマホのディスプレイ、テレビなどを見ていると、これも脳への刺激になってしまいます。
部屋の灯りは就寝1~2時間前から徐々に暗めにしていき、スマホも見るのを控えるか、明るさを抑えたり、グレー(グレイ)スケールモードにしたりして眠る準備を進めていきましょう。
■その4:自分なりのリラックスできるルーティンを見つける
心配・焦り・驚き・怒りなどの強い感情が残ったまま就寝すると寝付きにくく、睡眠の質にも影響があると言われます。強い感情だけに切り替えが難しいところですが、たとえばカフェインレスの温かい飲み物を飲む、不安解消の効果があるアロマを取り入れるなど、自分がリラックスできて「これをやったらあとは寝るだけ」という気持ちになれる就寝前の習慣を見つけてみましょう。そして、布団に入ってからの考えごとはしないように心がけます。
老化にダイレクトアタック!2つの「寝る前ルーティン」
では続いて、寝る前のゆっくり取り組める時間におすすめの「寝る前ルーティン」をご紹介しましょう。
■リセット家ヨガでたるみ解消しながらリラックス
「寝る前にベッドの上でやるヨガ」は、ハードな運動のように体温が上がり過ぎず、むしろ良い具合に体を温められるので睡眠の質アップにも役立ちます。
下記の記事では「自律神経を整えるポーズ」、「肩こりを和らげるポーズ」など、1日の終わりにぴったりで、たるみ解消にも良い「リセット家ヨガ」を紹介しています。凝り固まった体をほぐして、気持ち良く眠りにつけますよ。
■ナイトブラにチェンジ!でバストの変化をケア
ナイトブラは「睡眠中に流れたり圧迫されたりするバストの負担を軽くする」ためのアイテム。日中に着けるブラジャーとは着用の目的が違うので、夜に着けることでバストの変化をケアできるようになっています。体型の変化が表れてくる大人女性こそ、上手に取り入れてケアしていきましょう。
こちらの記事では、ナイトブラ選びのポイントや、長持ちするお手入れ方法などを紹介しています。自分に合った快適なナイトブラを手に入れれば、睡眠の質アップも期待できますよ。
睡眠トラブルを抱えやすい大人女性にとって、質の高い睡眠をとり、成長ホルモンをしっかり分泌させることは、骨や筋肉、肌などを作り若々しさを保つことにつながります。ここでご紹介したケアすべては難しくとも、まずは1つからでも、ぜひ取り組んでみてくださいね。