コスメや美容の正しい知識を幅広く「日本化粧品検定」
コスメやスキンケアが好き!という方も、エビデンスにもとづいた知識に触れる機会は少ないものです。「日本化粧品検定」は化粧品の中身や、成分が肌に働きかける仕組みなど、化粧品と美容について総合的に学べる文部科学省後援の検定試験です。
1級〜3級(1・2級は文部科学省後援。また、1級合格者だけが目指せる「特級」もあり。)の難易度があり、特に3級はWebでいつでも何度でも無料で受験できます。3級の試験範囲は基本的なスキンケア・メイクアップ・ボディケア・ヘアケアについてです。基礎を幅広くおさらいできるので、お試し受験にぴったりです。
散らかりづらく・片づけやすい空間づくり「整理収納アドバイザー」
「整理収納アドバイザー」は、整理収納の基礎知識を身につけたい方から、プロのアドバイザーを目指す方まで、目的に応じて学べる資格・講座です。片付けだけでなく、「散らかりづらく・片づけやすい」環境づくりの理論から学びます。
3級は整理収納の知識を広げるといったもので、2級から受験される方も多いです。
2級は「まずは自分自身が成長するための講座」との位置づけで、「片付けてもキレイを維持できない」、「収納が苦手」な方など、具体的で実践的な整理収納のノウハウを学びたい方におすすめ。全国の会場で行われる1日講座(オンライン受講も可)を受講することで取得できます。
実技には香りテストも!「アロマテラピー検定」
「アロマテラピー検定」は、(公社)日本アロマ環境協会の検定試験で、2級の試験範囲は「アロマテラピーを正しく生活に取り入れるための知識」。精油の安全な使い方や、心身に与える影響などを幅広く学びます。また1級は、「精油を目的によって使い分け、効果的に生活に取り入れるための知識」と、さらに実践的な内容となり、併願も可能です。
公式テストなどで学んでからオンラインの一斉受験に挑むことになりますが、実技として試香テストがあるのがこの検定のユニークなところ。試香テストの資材は配送で事前に受け取っておき、試験当日に香りを嗅いで問題を解きます。
遺跡、景色、自然……その価値と魅力を「世界遺産検定」
旅行好きならおさえておきたいのが「世界遺産検定」!名所や観光地の多くは世界遺産になっています。その価値や魅力を理解することは、世界の出来事を理解する助けになるほか、なにより旅の楽しみも深まります。
難易度はマイスターから1級〜4級まで。社会人ならまずは3級からの受験がおすすめとされています。3級の出題範囲は「日本の全遺産+世界の主要な遺産100件」と、取り組みがいのあるボリュームをテキストや動画で学びます。試験は公開会場試験と、CBT試験(特定期間内ならいつでもPCから受けられる)があります。
人生設計やキャリアアップにも役立つ「FP技能検定」
近年何かと注目されている「お金の話」。一般の方のチャレンジも多い「FP3級(3級FP技能士)」は、お金の入門資格と言われています。年金や税金や社会保険、投資信託や株式投資などの資産運用、生命保険や相続など、「それ知りたかった!」と思う知識が一通り学べるため、ボリュームはありますが取り組みがいのある資格です。
参考書・問題集は公式以外にもたくさん出版されており、なかにはイラストや図解をふんだんに盛り込んだものもあります。試験日から逆算してスケジュールを立てて進めていきましょう。2024年からCBT試験へ完全移行し、いつでもパソコンから受験できるようになりました。
大人になっても、新しい知識を手に入れたり理解を深めたりすることは楽しいもの。平日夜や週末のひととき、時間を作ってもくもくと勉強するのもステキな時間の過ごし方です。新しい年のスタートに向けてチャレンジを検討してみてくださいね♪