時間術は、スキマ時間の「使い方」、「作り方」にあり!
電車での移動時間、お風呂が沸くまでの後◯分、コーヒーが抽出されるのを待つ時間、人を待つ数分間……ふと空き時間ができた時、どんなふうに過ごしていますか?いつも、スマホを眺めて終わり、ではもったいないですよね。
いつも時間に追われている気がするなら、見直してほしいのがそうしたスキマ時間です。
続いては、スキマ時間ができたらすぐにアクションを起こせるような方法をご紹介いたします。
スキマ時間用の「やることリスト」を作ろう
仕事が早い方や、時間に余裕あるように見える方は、スキマ時間を上手に使っています。2分、5分、10分と、スキマの長さをいくつか設定して、できることを書き出してみましょう。
たとえば、放置しがちな役所関連のお知らせを整理する、面倒な手続きの方法を調べる、冷蔵庫の中やストックから、賞味期限が迫った食材でレシピ検索する、コンロやデスクの拭き掃除……などは、どのくらいの時間があればできそうですか?忙しい時におろそかにしがちなタスクは、意外とスキマ時間でできてしまうものです。
また、3分もあれば、気になるフェイスラインのストレッチも充分できますよ!
「やりたいことリスト」を眺めて、タイパ意識UP
忙しくてできていないけれど、実はやりたいことってありませんか?
スキマ時間を活用できれば、そのうちに長めの空き時間も生まれるようになります。「やることリスト」と一緒に、自分がうれしくなるような「やりたいことリスト」も作ってその時に備えましょう♪
スパでゆっくりする、ドラマを観る、映画に行く、カフェで読書……など、リストを眺めて「かなえたい!」と思う気持ちが、タイパ意識で行動にうつすモチベーションになるはずです。「自分のための時間」が確保できると、その日の満足度がぐっと高まりますよ。
スキマ時間を「休憩」にあてるのも時間術!
もうひとつ、スキマ時間にオススメしたいのが「休息」です。慌ただしいとそんな時間無いよ!と思ってしまいますが、人が集中できる時間には限界があります。少しの休息をとることで、ずっと頑張るよりも効率がアップするのです。
仕事や作業をスタートして20〜30分くらいを目安に(タイマーを使うのがオススメ)、いったん小休止をとりましょう。立ち上がってストレッチしたり、窓を開けて深呼吸したりするだけでも、ずいぶんとスッキリするもの。疲れた頭も自然と落ち着いて、リフレッシュした状態で作業に復帰できますよ。
このような、集中するために行う休息を「積極的休息」と言います。話題になった「パワーナップ(短期睡眠)」はその代表的な例で、午後のパフォーマンスの大幅アップが期待できます。自分に合うかどうか、一度試してみてくださいね。
スキマ時間が増える「デジタルデトックス」
スキマ時間になんとなくスマホを開いて、気づいたら30分も経っていた!なんてことはありませんか?スマホは上手に使えばとっても便利ですが、ダラダラと見るのは時間がもったいないですし、余計なストレスを抱える原因になることも。
「デジタルデトックス」とは、デジタルな情報から離れる時間を作ることで、ストレスや脳疲労を軽減する方法。スキマ時間の活用やタイパ意識に興味があるなら、ぜひとも取り入れたい習慣です。
時間を買う!時短アイテムに頼る
最近の家電類は、ものすごく進化しているので、家電に任せられることは、思い切って任せてしまうもの手です。食洗機や自動調理器、お掃除ロボなど、自身の生活に合った時短家電の導入も検討してみましょう。
時間は無いけれど食事はきちんとしたいという方には、栄養管理された食事の冷凍宅配や、1食に必要な栄養素が手軽に摂れる「完全栄養食」といった選択肢もひとつです。
そこまで大掛かりではなくとも、ちょっとした手間をなくせる雑貨もたくさん登場しています。まな板の上に敷いて都度洗いが減らせる「まな板シート」、引っ張るだけで洗濯物を取り込めるハンガー、掃除をラクにするマグネットやフィルムフック……などなど、楽しみながら探してみてくださいね。
スキマ時間に「やることリスト」を使いこなせるようになると、まとまった時間も作り出せるようになります。最初は慣れないかもしれませんが、続けていれば自分なりの方法が見つかるはずです。スキマ時間を使いこなして、「やりたいことリスト」で挙げたような、自分のための時間を楽しんでくださいね。