食べると痩せる!?ダイエットに適した食材
いつもよりも食べ過ぎてしまった体には、食事と一緒に活性酸素や老廃物も蓄積されがちです。そんな体をリセットするには、脂肪の燃焼につながる食材と一緒にデトックス効果のある食材を取り入れるのがおすすめです。これから、それぞれの効果にあわせた食材をみていきましょう。
■脂肪燃焼につながる食材
食べる量は変わらないのに、昔より太りやすくなった、脂肪がつきやすくなった、と感じることはありませんか?もしかしたらそれは、基礎代謝の低下が原因かもしれません。
基礎代謝を上げて太りにくい体にするためには、脂肪燃焼につながる食材を取り入れていきましょう。たとえば、赤身肉、鶏むね肉、豚肉、青魚、しょうが、唐辛子、わかめ、トマトなどがその代表です。
また、緑茶に含まれるカテキンも脂肪燃焼を助ける役割を持っています。緑茶はカロリーも低いので、食事とあわせて取り入れるといいですね
■デトックス効果を期待できる食材
デトックス効果の期待ができる食材といえば、キノコ類、レンコン、キャベツ、ごぼう、ブロッコリーなど。食材によって排出してくれる毒素が異なるため、バランス良く摂取していくのがおすすめです。
たとえばカリウムが豊富なキノコ類やレンコン、キャベツは、体の中の余分な水分や塩分の排出を助け、ごぼうやブロッコリーに含まれる不溶性食物繊維は、体内に吸収されずに腸を通過するため腸内に蓄積された老廃物の排出をサポートします。
また毒素や老廃物は、尿と一緒に排出されるので、水分もしっかり摂取し、デトックス効果をアップさせましょう。
代謝を上げて痩せ体質に!ダイエットのお助け鍋レシピ
鍋料理は一度にたくさんの野菜を食べられるうえ、体が温まるので代謝が促進されて、脂肪燃焼効果もさらにアップします。そこで今回は、脂肪燃焼効果やデトックス効果のある食材を組み合わせたおすすめのダイエット鍋をご紹介します。ぜひお試しください!
※画像はイメージです
<材料:2人分>
A
鶏むね肉…1枚(300グラム)
ブロッコリー…1/2株
キャベツ…1/4個
しめじ…1株
トマトの水煮缶(カットトマト)…1缶
水…500mL
コンソメ…2個
しょう油…大さじ1
砂糖…小さじ1
胡椒…適宜
B(鶏むね肉の下味用)
しょう油…小さじ1
鶏ガラスープの素…小さじ1
日本酒…大さじ1
片栗粉…大さじ2
<作り方>
1:キャベツを一口大にカットし、鍋に入れる。水500mLとコンソメを鍋に入れ、蓋をして約10分間弱火で煮る
2:ブロッコリーとしめじを小房に分け、ブロッコリーは水に晒しておく
3:鶏むね肉は1センチ程の厚みで一口大に切り、ビニール袋に入れた後、上から麺棒などで繊維を潰すように軽く叩く(肉の繊維が切れて、柔らかくなります)
4:3の鶏むね肉が入ったビニール袋にBの調味料を入れて5分程漬け込む
5:1の鍋に、トマトの水煮缶と調味料を入れる
6:煮立ったら鶏むね肉、しめじ、ブロッコリーの順に入れていき、蓋をして5分間煮込んだら完成!
デトックス効果のあるキャベツやブロッコリーなどの野菜と、脂肪燃焼につながる鶏むね肉やトマトを使ったダイエット鍋。たんぱく質やビタミンのバランスも良く、スープまでおいしく食べることができます。
ダイエットを成功させる3つの食事のコツ
ダイエットを成功させるためには、食材選びと共に、食事の仕方にもコツがあります。上手に取り入れて、ダイエット効率をアップさせていきましょう。
■1日3食規則正しく食べる
食事をとらない時間が長く続くと、体は少ないエネルギーの中で体力を維持しようとするため省エネモードになります。その結果、体温が低くなり、基礎代謝も落ちてしまうことに……1日3食規則正しく食べると体内時計が整い、体温維持や基礎代謝アップが期待できます。
ダイエット中の朝食についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
■よく噛んで食べる
脳がおなかいっぱいになったことを感知するには、約20分かかると言われています。そのため、よく噛まずに早いペースで食事をしてしまうと、脳が満腹感を察知せず食べ過ぎの原因に。食べ過ぎを防ぐためにも、ゆっくりよく噛むことを心がけましょう。
また、よく噛んで食べることで、食後に消費されるエネルギー量が増えることがわかっています。まずは1口あたり30回噛むことを目標にしたり、噛みごたえのある食材を取り入れたり工夫してみてくださいね。どうしても早食いになってしまうという方は、ひと口食べたら噛み終わるまで箸を置く食べ方を実践してみるのもおすすめです。
■夕食は21時以降に食べない
体内時計遺伝子の1つであるBMAL1(ビーマルワン)は、夜になると体に脂肪を溜め込もうとします。特に22時〜2時の間は、BMAL1の量が1番増える時間帯。そのため、夕食はBMAL1が活動する時間帯を避け、21時頃までに食べ終えるようにしましょう。仕事などで食事が遅くなりそうな時は、夕方頃に軽食を挟み、夜に食べる量を抑えてみてください。
これらの食事のコツを取り入れながら、バランスの整った食事と適度な運動を心がけることで、さらにダイエットが成功しやすくなります。また脂肪や糖の吸収を抑えるために、サプリメントの力を借りるのもおすすめです。
ついつい食べ過ぎてしまった体は、脂肪燃焼効果やデトックス効果が期待できる食材の力を借りて、スッキリとしたスタイルに戻していきましょう!