美容にうれしい成分がいっぱい!おすすめの秋食材
食材のもつ栄養価が一番高くなるのは、その食材が「旬」の時期。特に秋が旬の食べ物は、味も香りも一段と増して旨みが強いだけでなく、美容や健康に役立つなど良いことづくめ!まずは、キレイをサポートしてくれるおすすめの秋食材からご紹介します。
■美肌効果に期待大!「サツマイモ」
サツマイモにはリンゴの5倍ものビタミンCが含まれているといわれており、抗酸化作用のあるビタミンEと共に摂取することで美肌効果が期待できます。
さらに、水溶性と不溶性の食物繊維も多く含まれていて、余計な糖質や脂質を体外に排出してくれるのもうれしいポイントです。
またヤラピンというサツマイモ特有の成分は、食物繊維と共に体の老廃物を排出し、肌のターンオーバーに働きかけるといわれています。そのほかにも余分なナトリウムを外に出すカリウムや、抗酸化作用の高いポリフェノールなど、肌も腸もキレイにしてくれる女性にうれしい栄養素がたくさん含まれています。
■女性ホルモンにも効果あり?低カロリーなだけじゃない「キノコ」
超低カロリーのイメージが強いキノコは、栄養も少ないと思われがちですが、実は栄養豊富な優秀食材。どのキノコにも共通して多く含まれているのは、ビタミンDやビタミンB群などのビタミン類、カリウムやリンなどのミネラル類と食物繊維です。
ビタミンD
骨を強くすることで知られ、強い体を作るうえで欠かせないビタミンD。また、ビタミンDは骨を強くする以外にも、免疫機能や女性ホルモンを整えることで近年注目を浴びています。
ビタミンB群
エネルギーを作るうえで欠かせない栄要素です。脂質の代謝も促してくれるので、油っこいものが好きな方は積極的に取り入れたい食材ですね。
そのほか、腸内環境を整える食物繊維や老廃物の排出を助けるカリウムも多く含まれていることから、むくみ予防にもなります。キノコは健康・美容効果が高く低カロリーなので、体型が気になる大人世代には特にうれしい食材です。
きのこの豊富な栄養と、その栄養を無駄なく活かす食べ方についてはこちらもご覧ください!
■抗酸化作用のかたまり⁉美肌の味方「柿」
柿は昔から「柿が赤くなると医者が青くなる」といわれるほど、栄養価が高い果物です。ビタミンCやカロテン、タンニンなどの抗酸化作用の強い成分や、お通じを良くする食物繊維などが豊富に含まれています。
ビタミンC
柿を一つ食べると、一日に必要なビタミンCの摂取量をクリアできるといわれるほど、ビタミンCが多く含まれています。夏にダメージを受けて弱っている肌にもピッタリの食材ですね。
β-カロテン
色素成分であるカロテノイドの一種で、体内に入るとビタミンAになります。ビタミンCと同じく強い抗酸化作用を持ち、ビタミンCと一緒に摂取すると肌荒れなどに効果的です。
そのほか、渋み成分でもあるタンニンはポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があります。体の老廃物を流す働きがあるので、新陳代謝が良くなり体調を整えます。
また、食物繊維の一種であるペクチンには整腸作用があり、便秘などお通じを改善する効果が期待できます。腸内環境が整うことにより、美肌にもつながります!
食べてキレイ!おすすめ食材を使った美活レシピ
それぞれの食材の栄養素や効果がわかったところで、実際にレシピに取り入れてみましょう!インナービューティーに欠かせない食材「サツマイモ」、「キノコ」、「柿」の魅力をたっぷりと味わえますよ。
■サツマイモとキノコの炊き込みご飯
食物繊維たっぷりで腸活にぴったり。サツマイモの素朴な甘さと、キノコの香りとうま味がお米のすみずみまで染みて、食欲を刺激する炊き込みご飯です。
<材料:4人分>
A
米…3合
水…炊飯器の炊き込みご飯の目盛りに合わせる
サツマイモ…中1本
舞茸・しめじ…各1パック
黒ごま…適量
B
和風だしの素…6g
酒・醤油…各大さじ2
みりん…大さじ1
塩…小さじ1/3
<作り方>
1:炊飯器に米と水をセット、調味料Bをすべて入れる
2:サツマイモは1〜2cm幅の食べやすい大きさに切って、ボウルにサツマイモとサツマイモがかぶるくらいの水を入れ10~15分ほど水に浸しあく抜きをする
3:舞茸・しめじは小房に分ける
4:1の炊飯器に、サツマイモと舞茸・しめじを入れる
5:混ぜずにそのまま炊飯する
6:できあがった炊き込みご飯を器によそい、お好みの量の黒ごまを振る
■柿の白和え
デザートのイメージが強い柿ですが、たんぱく質たっぷりの豆腐と組み合わせれば、美肌にうれしいおかずに大変身。柿の甘みが豆腐本来の味を引き立てる一皿です。季節を感じる副菜として箸休めやおつまみにも良いでしょう。
<材料:2人分>
柿(固めのもの)…1/2個
木綿豆腐…1/2丁
すりごま…大さじ1 と1/2
砂糖…大さじ1/2
醤油…小さじ1
枝豆や春菊など…お好み
1:柿を薄めのいちょう切りにする
2:豆腐を水切りして、ざるで裏ごしする
※水切りの際は、2枚に重ねたペーパータオルを豆腐に巻き、耐熱皿にのせてラップをせずに500Wのレンジで3分ほど加熱すると簡単に水切りができます
3:ざるで裏ごしした豆腐に、すりごま・砂糖・醤油を入れる
4:食べる直前に3と柿を和えて、盛り付ける
※お好みで、さっと茹でた枝豆や春菊などをプラスするのもおすすめです
秋の食材はインナービューティーの強い味方!キレイになれる秋のレシピを、ぜひ試してみてくださいね!