40代、キレイの旅に漕ぎ出そう
きのこで食欲の秋を健康的に

きのこで食欲の秋を健康的に

食欲の秋、楽しみな食材のひとつといえば、この時期に旬を迎えるきのこ類。野菜類と並んでダイエット食材のイメージが強いきのこですが、美容や健康にうれしいたくさんのビタミンやミネラルを含んでいることは、案外知らない方が多いかもしれません。今回は、きのこの豊富な栄養と、その栄養を無駄なく活かす食べ方についてご紹介します。


きのこは低カロリー&食物繊維……だけではない!

きのこ

きのこの健康効果というと、「低カロリー」「食物繊維でお通じをよくする」といった点がよく知られていますが、実はきのこにはほかにもさまざまな働きを持ったビタミン・ミネラルなどが含まれているのです。では、ひとつずつ見ていきましょう。

パントテン酸

しいたけやえのき、しめじなどに豊富に含まれます。皮膚や髪を健やかにすることから、ヘアケア成分として耳にしたことがあるかもしれません。そのほかにも、善玉コレステロールを増やす働きも持っています。

カリウム

しいたけやえのき、しめじ、エリンギなどに豊富に含まれ、デトックス効果の高いミネラルです。体内の余分な塩分を排出し、血圧の上昇を防ぐ役割に加えて、デトックス作用でむくみを改善するなどの働きもあります。

ナイアシン

しいたけや舞茸、エリンギなどに豊富に含まれ、血行を促して冷え性を防いだり、皮膚や粘膜を健やかに保つなどの働きがあります。

ビタミンB1

舞茸やエリンギなどに豊富に含まれ、栄養素をエネルギーに作り変え、疲労回復を助ける働きがあります。

ビタミンB2

舞茸やエリンギなどに豊富に含まれ、脳の活性化を促すグルタミン酸の吸収率を高めます。

ビオチン

しいたけ、舞茸などに豊富に含まれ、エネルギーを作り出す助けとなったり、肌や爪を健やかに保ち、白髪や抜け毛を防いだりする働きがあります。

エリタデニン

特にしいたけに多く含まれ、血中の悪玉コレステロール値を下げる、血圧を下げるなど、生活習慣病を防ぐ働きのある成分です。

ビタミンD

しいたけや舞茸に豊富に含まれ、カルシウムの吸収を助ける働きがあります。

ポリアミン

しいたけに豊富に含まれ、血管を健やかにする働きがあります。

このように、きのこには健康的な髪や肌を作る成分や、血管・血液を健やかに保つ成分などが多く見られます。ほかにも、たとえばなめこの独特のぬめり成分が血糖値の上昇を穏やかにするなど、きのこの種類によってもさまざまな栄養素を含んでいるのです。

もちろん食物繊維も重要なポイント

「低カロリー&食物繊維だけじゃない」とはいうものの、もちろんこの2つも重要なポイントです。食物繊維には、水溶性のものと、水に溶けない不溶性のものがありますが、きのこの食物繊維は水に溶けない「不溶性食物繊維」。胃や腸で水分を含んでふくらみ、腸を刺激するのでお通じをよくする効果が高いのです。

また、水溶性・不溶性を問わず、食物繊維には大腸内でビフィズス菌などの善玉菌により発酵・分解される、いわば善玉菌のエサになる働きもあります。腸内環境を整える、いわゆる腸活のためにも一役買っているというわけです。

きのこのおすすめの食べ方は?

汁もの、特におみそ汁は相乗効果が高い!

なめこのおみそ汁

パントテン酸やカリウム、ナイアシン、ビオチン、ビタミンB群は水溶性なので、茹でるとゆで汁に溶け出してしまいます。汁ごと食べるメニューなら、こうした栄養素も逃さずに摂れるのでおすすめです。
特におみそ汁は、乳酸菌が腸活に役立つだけでなく、ビタミンB1が味噌に含まれるグルタミン酸の吸収を助けたり、ビタミンDが味噌に含まれるカルシウムの吸収を助けたりと、さまざまな相乗効果が期待できます。

納豆やキムチなど発酵食品と組み合わせて

きのこの食物繊維は善玉菌のエサになりますから、善玉菌を含む発酵食品とあわせて食べることで腸活効果も高まります。納豆やキムチ、チーズなどは、メニューに直接加えても、小鉢などで添えてもいいので取り入れやすいでしょう。

干しきのこで栄養価アップ!

干しきのこ

干ししいたけは昔からよく使われている食材ですが、実は保存が利くだけでなく、栄養面でもとても良い素材です。きのこは天日に干すことでうまみが増し、ビタミンDの含有量も数倍に増えるのです。ちなみに、戻し汁には栄養やうまみが溶け出しているので、そのまま調理に使うのがおすすめです。

今回ご紹介したように、きのこにはさまざまな栄養素が豊富に含まれている食材なのです。「食欲の秋」を健康的に過ごすために、さまざまなきのこを食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

fotune

関連するキーワード


食事 健康法

関連する投稿


エイジングケアに◎チョコレートの意外な美容効果とは

エイジングケアに◎チョコレートの意外な美容効果とは

40代になると、アンチエイジングに良いと言われる食べ物や習慣に関心が高くなる方は多いかと思います。ご自身なりのアンチエイジング法を持っている方もいるのではないでしょうか?そこにひとつ取り入れてほしいのがチョコレート。食べ方や選び方を意識することで、チョコレートもアンチエイジングや美容にも良い効果をもたらします。今回はそんなチョコレートの魅力を、美容の面からご紹介します♪


【管理栄養士監修】お茶のダイエット効果を深掘り!目的&体質別のおすすめ

【管理栄養士監修】お茶のダイエット効果を深掘り!目的&体質別のおすすめ

基礎代謝が落ちて痩せにくくなる40代。むくみのせいで太って見えてしまう……とお悩みの方も多いのではないでしょうか?そんな方におすすめしたいのが「お茶ダイエット」です。お茶はダイエットに適した飲み物なのですが、種類がたくさんあり、どれを選べば良いかわからないかもしれません。そこで本記事では、管理栄養士・上辻知津子さん監修のもと、お茶の成分と期待できる効能を踏まえ、体質や目的別のおすすめについて解説していただきます。


肩こり・腰痛の原因を改善!? 「巻き肩」からの脱却

肩こり・腰痛の原因を改善!? 「巻き肩」からの脱却

マッサージでも、サウナでもなかなか良くならない肩こり、腰痛、猫背……もしかしたら「巻き肩」の姿勢が原因かもしれません。今回は、巻き肩の概要と、セルフケアでできる予防・対策を紹介します。


“わたしだけ”の時間を楽しもう♪「me time」の過ごし方6選

“わたしだけ”の時間を楽しもう♪「me time」の過ごし方6選

自分だけのために好きなことをして過ごすひとり時間は、忙しい大人世代こそ大事にしたいもの。そんな想いから生まれた「me time(ミータイム)」という言葉をご存じでしょうか?今回は、me timeの概要と、おすすめのme timeの過ごし方を紹介します。


【専門家監修】なぜ起きる?どう防ぐ?「むくみ」と向き合う

【専門家監修】なぜ起きる?どう防ぐ?「むくみ」と向き合う

朝起きたら、夕方仕事終わりに、顔や手足がむくんで……という経験のある方は多いのではないでしょうか。今回は、「むくみ」のメカニズムや、日頃から気をつけるべき点、さらには「むくみ」の対策について、国際中医専門員・田中友也先生への取材のもと、ご紹介します。


最新の投稿


その塗り方、間違えてない?大人肌のための“日やけ止めの基本”

その塗り方、間違えてない?大人肌のための“日やけ止めの基本”

一年を通して、紫外線が最も強くなる7月から8月。紫外線は、日やけ・シミ・シワ・肌老化などの原因となる、肌の天敵です。「日やけ止めを塗っているから大丈夫!」と油断していませんか?実は、日やけ止めを正しく使えていないと、肌は無防備な状態と同じなんです!そこで今回は、紫外線から肌を徹底ガードするために、日やけ止めの正しい使い方・落とし方と日やけ後のケアをご紹介します。


紫外線対策は夏前から!毎日の努力で美白・エイジング

紫外線対策は夏前から!毎日の努力で美白・エイジング

紫外線ケアを徹底する夏場に比べ、本格的に暑くなる前の時期の紫外線ケアはついつい気がゆるみがちではないですか?実は紫外線の照射量は、夏になる前からどんどん増えはじめ、5月~8月にかけてピークに達するので、この時期の紫外線こそ要注意!また紫外線を浴びることでシミができてしまった部分は、シワのリスクにつながるなどの肌老化も進むため(※)、紫外線対策は美白ケアのためだけでなくエイジングケアのためにも重要です。今回は、そんな大人の肌ケアには欠かせない紫外線対策をご紹介します。 ※当社研究所調べ。


気になる毛穴をタイプ別にケア!もっと“毛穴レス”な大人肌へ

気になる毛穴をタイプ別にケア!もっと“毛穴レス”な大人肌へ

季節を問わず、大人肌では特に目立ちやすい毛穴の開きや詰まり。夏の暑さや冬場の暖房など、気温や湿度の変化で皮脂が過剰に分泌され、普段よりも毛穴が目立ちやすくなります。詰まった皮脂を放置してしまうと、皮脂が酸化し黒ずみの原因に。特に、40代以降の大人の肌は、たるみ毛穴からシワになってしまう恐れも……。今回は、大人の肌悩みに多い毛穴について、毛穴のタイプ別にお手入れ方法をご紹介します。


ギフトのニュースタンダード~ “しきたり”より“安心”へ

ギフトのニュースタンダード~ “しきたり”より“安心”へ

「贈り物は直接持参し、ご挨拶とともにお渡しするのが最も丁寧です」というのは、もはやひと昔前の話。いまやお相手にとって便利で、気軽に、そして安心していただけるための贈り方も立派なマナーのひとつと言っていいでしょう。今回は、ギフトのニュースタンダードについて、お相手に安心して喜んでいただける贈り方や、おすすめの贈り物をご紹介します。


春先の肌不調に!花粉の季節に気をつけたいクレンジング&スキンケアとインナーケア

春先の肌不調に!花粉の季節に気をつけたいクレンジング&スキンケアとインナーケア

梅の花が咲き始め、少しずつ春の兆しを感じるようになりました。立春を過ぎた頃から、ムズムズと気になり始める花粉。肌がゆらぎやすい季節の変わり目は、花粉による外的刺激も加わり、肌トラブルが続出しやすくなります。そこで今回は、肌の花粉対策&花粉シーズンのクレンジング&スキンケアとインナーケアについてご紹介します。


Attenir online shop