夏のリフレッシュ・消臭・虫除けに大活躍！「ハッカ油」の便利な使い方5選

アメやガム、歯磨き粉など、多岐にわたり使用されているハッカの香りは、実はとっても万能な香り。工夫次第で日々の暮らしに幅広く活用できます。

・スーッとした清涼感のある香り
・ドラッグストアで簡単に入手できる
・殺菌・抗菌作用がある
・消臭や虫除けなど使い方たくさん

肉食動物である猫は、植物由来の成分を代謝することができません。鳥やフェレットも同様です。したがって、ハッカ油をはじめとしたアロマオイルはペットのいる部屋では使用しないことをおすすめします。犬には基本的に無害ですが、個体差があるため注意が必要です。

次に、ハッカ油の便利な使い方をご紹介します。ライフスタイルに合わせて、いろいろ試してみてくださいね。

ハッカ油はそのままルームフレグランスに使用できます。素焼きや石こうでできたアロマストーンに、ハッカ油を数滴たらし、風が通る場所に置きましょう。お部屋にほんのり涼しい香りが広がります。粗塩に混ぜてアロマソルトを作ることもできますよ。

アロマソルトの作り方をご紹介している記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

スーッとするハッカ油の香りは、清潔な感じもしますよね。コットンにハッカ油を数滴たらし、周りにオイルが直接触れないよう不要な布などで包んでから、引き出しや靴箱に入れると消臭効果があります。ほかにも、記事の最後でご紹介する手作りのスプレーをキッチンなどの水回りや、枕にかけるとイヤなニオイを抑えてくれます。

また、バケツの水にハッカ油を数滴たらし、その水で拭き掃除をすると、部屋の空気まで清浄になったような爽やかさです。ちょっとだけ拭き掃除したい時は、手作りのスプレーを薄めに作り、キッチンペーパーにシュッとかけて拭いてみてください。
※拭き掃除はアルコールが触れてもOKなものに限ります。

マスクや枕、ハンカチ、車内など、こもったニオイにもスプレーでシュッとひと吹き。清涼感のある香りが広がります。
3ステップで簡単にピローミストが作れますので、ぜひこちらもお読みください。

家の周囲や室内に現れる虫の多くはハッカ油の香りを嫌うので、虫除けにも使えます。ハッカ油を使った手作りスプレーは、そのまま虫除けスプレーとして活躍します。肌や衣類にはもちろん、網戸やカーテン、キッチンなどの水回りなど、気になるところに直接吹きかけてください。

ただし、ハッカの香りはあくまでも虫“除け”なので、殺虫剤のような効果はありません。生ゴミはすぐ始末する、水回りは清潔にするなど、虫を発生させないことが大切です。

ハッカは漢方薬で使用される生薬でもあり、イライラや憂鬱に効果があるとされています。気持ちをリセットしたい時に空中にシュッとスプレーし、深く深呼吸することでリフレッシュできます♪

ハッカ油をお風呂に入れて、ハッカ風呂はいかがでしょう。お風呂上がりも体感温度が下がりやすく、熱帯夜が続く夏にぴったりのお風呂です。

初めてハッカ風呂を試す際には、湯船に1滴だけハッカ油をたらしよく混ぜてから入ります。お湯の量に対して、ハッカ油が少なすぎるように感じますが、これだけで清涼感を感じることができるはずです。入れすぎると入浴しているのに寒さを感じたり、肌に熱感を感じたりすることもあるので、必ず1滴から試してくださいね。

また、ハッカ風呂は湯上がりの体感が涼しいのが利点ですが、そのため水分補給を忘れがちです。お風呂の前後は水分補給を心がけましょう。

ハッカ油を使って、持ち運びしやすいサイズのハッカスプレーを作ってみましょう。ここまでご紹介したすべての使い方（ハッカ風呂以外）に使用できますよ。肌に直接かかる使い方（虫除けスプレー、マスクスプレーなど）をする場合は、少ない量から試して様子を見てください。

必要なもの（ハッカ油、無水エタノール、精製水）はすべてドラッグストアで入手できます。また、スプレーボトルはアルコールを入れてもOKなタイプ（ポリプロピレン（PP）/ポリエチレン（PE）/ガラス）を選んでください。

・ハッカ油
・無水エタノール
・精製水

1.スプレー容器に無水エタノール20mL、ハッカ油を5〜20滴ほど加える。
2.容器を軽く振って混ぜる。
3.精製水40mLを加えフタをして、よく振ったら完成。

・原液を肌に塗布しないでください。
・使用するハッカ油の量は目安ですので、適宜調節してください。

スーッと涼しいハッカの香りは夏にぴったり。ハッカ油は小瓶でもかなりもつのでコスパ◎なのもうれしいポイントです。胸いっぱいに吸い込んで、暑い夏を乗り切りましょう！