インテリアのリメイクはちょっとした工作感覚で取り組める♪
「インテリアのリメイク」と聞くと、塗装の道具や広い場所、ノコギリ、金づち、クギなどの工具がないと難しい!とイメージしてしまうもの。でも、ドライバー1本でパーツを交換したり、シール付きのシートを貼ったりと、ちょっとした工作感覚で手軽にできる「プチリメイク」も意外と多いのです。
最近は100円ショップなどにもプチリメイクにピッタリの材料があれこれ販売されているので、意外と費用もかからず、気軽に挑戦できます。「ダメだったら元に戻そう」、「別のリメイクを試してみよう」くらいの気持ちで、まずは始めてみませんか?
DIYでプチリメイクしてみよう!
あれこれ買い込まなくても、家にあるものと手軽に手に入る材料で大丈夫。ここでは、気軽にトライできるプチリメイクのアイデアをご紹介します。
■リメイクシートで大胆イメチェン!
家具の塗り直しは道具も場所も必要で大掛かりになりがちですが、木目柄やレンガ柄、壁紙風などのリメイクシートなら、家具のサイズに合わせて貼るだけで全体の印象が変わる大胆イメチェンもできてしまいます。
タイルステッカー同様、カッターなどで簡単にカットできるので、細かい部分に貼り込むのも苦になりません。
■家具の取っ手を交換してみよう
たとえば引き出しの取っ手をシンプルなものからアンティーク風に変えるだけで、家具全体のイメージもガラッと変わります。横長の取っ手はネジ穴とネジ穴の幅(ビスピッチ)などを合わせなければなりませんが、左の画像のようにネジ1つで留まっているノブ(つまみ)タイプならより手軽に選べます。
ただし、ネジ穴のサイズとネジのサイズが合っているかは忘れずに確認しましょう!
リメイクシートと組み合わせて、まるで違う家具のように仕上げるのも楽しいですよ!
■タイルでアクセントをつけてみよう
「家具の角のキズが気になる……」、「デザインがシンプル過ぎる」といったケースなら、画像のように一部分だけにタイルを貼ってアクセントをつけるリメイクがおすすめ。
一面に敷き詰めるのでなければ、目地を埋めなくても接着剤で貼るだけで印象が変わります。いきなり貼り始めず、まずは配置して色柄などのバランスを確認してから貼っていきましょう。
反対に、ある程度広い範囲にタイルを敷き詰めたい場合は、あらかじめキレイに並んだタイルシートや、タイル風のステッカーなどを使うと失敗しにくいでしょう。タイルのサイズと敷き詰めたいスペースが合わない場合、本物のタイルは専用のカッターなどで1cmずつカットする必要がありますが、ステッカーなら文房具のカッターやハサミでも一気にカットできます。
■スイッチやコンセントのカバーを交換&飾り付けてみよう
電灯などのスイッチカバーは、サイズの合うものであればネジで付け外しして簡単に交換・リメイクできます。“ネジが表に出ていない“など、外し方がわからないカバーでも、100円ショップなどで扱っている、元のカバーの上からかぶせて取り付けるタイプを選べば大丈夫。
スイッチカバーや、その周辺を飾り付けるためのシールなどもいろいろな種類が販売されているので、シンプルなカバーに、好みのシールで飾り付けてから取り付けるのもおすすめです。
ただし、賃貸住宅の場合は新しいカバーを付けてしまうと、退去時に「原状復帰できていない」と見なされかねません。カバーを壊さずに交換するのはもちろん、外した元のカバーもなくさないよう保管して、退去時は元に戻しておきましょう。
ここでご紹介したアイデア以外にも、シールで貼れるタイプのミラーやネジ1本で取り付けられるおしゃれなフックなど、プチリメイクに使える素材はたくさんあります。飽き始めていたインテリアが、アイデア次第で新鮮な印象に変わるのはとても楽しいので、この機会にいろいろ工夫してみてくださいね。