「好きな色」には、性格や願いが反映される
好きな色には、「いまの自分」や「なりたい自分」が反映されていると言います。たとえば、もともと赤が好きな方は「情熱的」、「リーダー気質」の傾向がありますし、最近オレンジが好きになったという方は、「明るく親切でありたい」という気持ちが芽生えているのかもしれません。
選ばなかった色を、あえて傘でチャレンジ!
カラーセラピーは、自分と対面する相手に対して、心理的効果を与えるものです。そのため、洋服選びはどうしても手持ちの服や、自分の周りにいる人の雰囲気に寄せがちです。
しかし、雨傘なら雨の日限定・屋外限定で見る相手も限られてきますから、自分の思うまま、どんな自分でいたいかで傘の色を選んでみましょう。服では選びにくかった色や、好きな色だけど難易度が高いと思う色でも、好きな色の傘をさしましょう!
「なりたい私」で選ぶ、傘のカラー5選
自分のために選んだ傘は気分を上げてくれます。傘を開けば、頭上に広がる「なりたい私の色」が、見守ってくれるはず。ここでは、雨の日にどんな気分になりたいかで選ぶ、おすすめの色をご紹介します。
■感受性を高く、率直でいたい:黄色系
子どものように明るくかわいらしさのある黄色系は、感受性が豊かになる色。アンテナを高くしていたい、率直な人でいたい時に選ぶ色です。企画を立てたり、文章を作ったり、人前で話したり演奏したりする力がアップします。
■活力があふれ、ポジティブになりたい:オレンジ系
太陽のようなオレンジ系は、明るくリーダーシップを感じる色。親しみやすさや実行力、晴れやかな気分をもたらしてくれるでしょう。考えがポジティブに向きやすくなりますから、元気がない時や、笑顔が少ないな……という時にも使いたい色です。
■自信をつける、活力と勇気が欲しい:赤系
エネルギッシュな赤系は、ここ一番の頑張りを助けてくれる色。風水においても「生命力」や「活力」の色とされています。自信をつけたい、勇気や活力が欲しい時にぴったりです。
ただし、とても強い色なので、イライラしがちな方はさらに感情的になりやすいという面もあります。傘で選ぶなら、ほかの色がメインで赤は差し色といったデザインが良いでしょう。
■落ち着きと静かな自信を持ちたい:緑系
穏やかな明るさを持つ緑は、目に優しく、見ているだけで心が安らぐ色です。不安や焦りがある方、気持ちが敏感過ぎて疲れやすい方は積極的に取り入れましょう。松の葉のような「深緑」は、ゆらぎにくい心の強さや品格を与えてくれます。
■おっとりゆったり、くつろぎたい:ベージュ系
ベージュ系は体の緊張を和らげて、リラックスした柔らかい気持ちになれる色。一見地味に感じるかもしれませんが、オレンジ系ベージュやピンク系ベージュは洗練された印象をもたらします。おっとりと優しくいたい、セカセカしたくない方に向いています。
こちらの記事では、小物使いでできる色の力の借り方を解説しています。
大事な傘を長持ちさせるコツ
せっかく選んだ1本ですから、大事に長く使っていきたいですね。傘を使った直後と、時々のメンテナンスで、いつ開いてもキレイな傘でいてくれます。長持ちさせるコツを見ていきましょう。
■使ったら早めに乾かす
傘を濡れたままにしておくと、撥水効果が弱まったり、骨部分にサビが出たりします。使った傘は広げて乾かしましょう。直射日光や蛍光灯に当てると退色しやすいので、風通しの良いところで陰干しがベストです。
乾いたのを確認したら、シワを伸ばしながらクルクルと同じ方向にたたみます。
■撥水効果が弱くなったら
長く使っていると雨に含まれる空気中の汚れなどで、撥水効果が弱まっていきます。生地に水が染み込むと劣化してしまうので、撥水が良くないと感じたら早めにメンテナンスしましょう。
まずは浴室で傘を広げ、雨があたる布面(表面)にシャワーをかけてざっと汚れを流したら、いつものように陰干しします。しっかり乾いたのを確認してから、表面から10cmほど離してドライヤーをかけていきましょう。熱風を送ることでフッ素樹脂(撥水)加工が復活します。
※これは布傘だけができる方法ですので、ビニール傘には行わないでください。
■傘が汚れてしまったら
泥などで傘が汚れてしまったら、傘の表面をシャワーで流しながら、指や柔らかいスポンジなどで汚れをなでるようにこすります。これだけでかなり汚れは落ちますが、まだ汚れが残っている場合は、水で薄めた中性洗剤をスポンジに含ませて同様にこすりましょう。
汚れが落ちたらシャワーでしっかりすすいで、陰干しします。その後、洗剤を使った場合は撥水効果が弱くなりがちなので、ドライヤーを使って先述のようにメンテナンスします。
気持ちのコントロール方法はさまざまありますが、色を味方につけるカラーセラピーは、感覚的にも分かりやすく、すぐに取り入れられるのが魅力です。なりたい自分の色で選んだ傘は、雨の日でもうれしい気持ちにしてくれるはず。メンテナンスしながら、大事に使っていきましょう♪