ありのままの髪を活かそう!「くせ活」とは?
■サラサラストレートだけが美髪じゃない!
美髪と言うと「真っすぐストンと落ちるサラサラストレート」を連想しがち。くせ毛は逆に、ボサボサと広がるイメージが強いのもあってか「真っすぐサラサラにしたい」と、縮毛矯正やヘアアイロンに頼る方も少なくないようです。とはいえ、どちらも髪にとっては負担になるものですから、かけ過ぎで結局バサバサになってしまうことも……その髪、本当に「サラサラでなければいけない」のでしょうか?
■くせ毛にはくせ毛の美しさを活かす方法がある
実は、くせ毛はウェーブやカールのパーマがかかりやすい毛質だと言われます。パーマをかけた後もなじみやすいですし、ウェーブやカールが取れにくく保ちも良いことが多いのです。パーマヘアに限らず、自前のくせだけで動きのあるショートヘアを作りやすいといった特徴もあります。最近では、くせ毛のこうしたメリットを活かして、自分に似合うスタイリングをすることが「くせ活」と呼ばれています。
「くせ活」ってどんなことをするの?
■自分のくせ毛に合うヘアスタイルを見つける
マッチしやすいとはいえ、パーマをかけるかショートヘアにすれば「くせ活」とは言い切れません。むしろポイントは「自分の髪質に合う&似合うスタイリング」にあります。
たとえば、すでに縮毛矯正のかかっている髪にパーマをかけるのはダメージが大き過ぎますし、またパーマなら何でも良いというわけではなく、髪質との組み合わせによっては逆に広がりやすくなるスタイルもあります。
もちろん顔型やファッションなどによっても、くるくるのボブやロングが合う方もいれば、ウルフカットやショートヘアにするほうが合う方もいます。最近はくせ毛専門のヘアサロンも増えているので、自分だけでは合うスタイルを見つけきれないと感じたら、こうしたサロンで相談してみるのもおすすめです。
■ヘアケア・スタイリングも自分のくせ毛に合ったもので
自分のくせ毛に合うヘアスタイルを維持するために欠かせないのが、ヘアケアやスタイリングの工夫。もちろんこれも、自分のくせ毛に合うものを見つけていきましょう。ここでは、その一例をご紹介します。
くせ毛に合うヘアケアは?
くせ毛は「髪の中で水分が均一に含まれていないことでうねる」と言われています。そのため髪全体の水分量が少なくなりがちで、さらに縮毛矯正やヘアアイロンを繰り返すことで髪が傷み、乾燥しているケースも多いと言われます。そこで、髪や頭皮にやさしい洗髪方法やシャンプーを選び、洗い流さないトリートメントやヘアクリーム、ヘアオイルなどで保湿するといったヘアケアがマッチする方が多いようです。
くせ毛に合うスタイリングは?
具体的なスタイリングはもちろんヘアスタイルにもよりますが、カールの強い髪には乾かす前にハードジェルをもみこみカールの“束”を作っていく、ドライヤーの風を拡散するアタッチメント「ディフューザー」を取り入れて髪をゆっくりやさしく乾かし、広がりを抑えるなどの方法が見られます。
また、ドライヤーの選び方についても、参考になる記事をご紹介しています!
髪を「育てる」ところからトライしても!
髪の傷み具合が気になる方は、思い切って傷んだ部分を切り「髪を育てる」ところから始めてみるのもおすすめです。アテニアの薬用育毛美容液「スカルプエフェクトショット」のように頭皮のスキンケアで美髪を育てる製品を取り入るなど、髪質改善でくせ活をバックアップできますよ。
硬くなった頭皮をやわらかくほぐし、抜け毛を防いで美髪を育てる薬用育毛美容液
たとえば「カーリーヘアにしたいけれど、根元からくるくるのボリューミーなスタイルだと職場で浮くかも……」という方なら、出勤時はゆるめのハーフアップにしたり、ショートスタイルならポンパドールで頭頂部の広がりを抑えたりするだけでかなり印象が変わります。こんな風に自分なりの工夫も盛り込みながら、ぜひ「くせ活」を楽しんでくださいね!