夏を過ごした肌は、トラブル多発!
強い紫外線や室内外の急激な温度差など、肌にとって厳しい環境の夏。そんな過酷な季節を過ごした肌は、紫外線やエアコンによる乾燥、日やけによるシミやソバカス、ターンオーバーの乱れなど、老化現象をはじめ、さまざまなトラブルを起こしやすくなります。
また、今年は、マスクによる肌アレも急増しています。秋を迎えたこの時期、「顔色がくすんでいるなぁ」「肌がゴワゴワする」「肌がカサついている」と、感じている方、多いのではないでしょうか?
くすみやゴワつきが気になるのは”角質肥厚”のせい!?
くすみやゴワつきは、肌のターンオーバーの乱れによって起きる「角質肥厚(かくしつひこう)」が大きな原因のひとつです。「角質肥厚」とは、角質が厚くなり肥大化した状態のこと。私たちの肌は、約28日のサイクルでターンオーバーを繰り返し、新しい肌へと生まれ変わっています。
しかし、この肌のターンオーバーが乱れてしまうと、古くなった角質が剥がれ落ちず、角質細胞が厚くなってしまうのです。角層は、磨りガラスのようなもので、厚くなればなるほど、顔色をくすませてしまいます。また、角質細胞が厚くなることで、ゴワつきを感じるようになってしまうのです。
角質を育てて、赤ちゃんのようなツルツル肌へ
正しい洗顔+保湿ケアをして、「肌のバリア機能」が正常に働きだすと、肌のターンオーバーも整い、乾燥だけでなく、くすみやゴワつきの原因になる「角質肥厚」の改善にもつながります。
■POINT1:徹底した保湿ケア
肌のカサつきは、乾燥が大きな原因です。たっぷりと潤いを与えて、「肌のバリア機能」を高めることが大切です。
肌のバリア機能
肌のバリア機能とは、外的刺激から肌を守り、肌内部の潤いをキープする働きのことです。本来、誰もが持っている肌の機能ですが、生活環境や生活習慣、ストレスや普段のお手入れなどにより、大きく差が出てしまいます。「肌のバリア機能」は、肌の潤いが保たれていることで機能するため、潤いを与える保湿ケアが必須です。
また、肌のバリア機能を守るための保湿ケアは、2つのポイントを意識しましょう!
・化粧水は目安量をしっかり使ってたっぷりと
■POINT2:角質を育む洗顔のコツ
角質を育てるもうひとつのポイントは洗顔の方法。以下2つのポイントを意識して洗顔をするのが重要です!
・洗顔料は肌に優しい成分で作られているものを選ぶ
■“角質”がポイント!?
健やかな角質を育むことが美しさのカギ。肌の奥までたっぷりと潤いを届け、肌内部に潤いをキープすることが、秋冬の美肌づくりの秘訣といえそうです!
夏から秋にかけての季節の変化は、体への影響もともなってきます。そんな時こそ、いつもより丁寧なスキンケアを心がけることが大切です。秋の夜長にじっくり“角質”を育ててみましょう。