乗りやすさとオシャレを両立するポイントは「さりげなくカバー」
■トップス~後ろ長めorバッグ類の工夫で「うっかり背チラ」対策
前かがみの姿勢になる自転車では、ぴったり合う丈のトップスを着ていても、後ろが持ち上がってうっかり背中がチラリと見えてしまうことも……とはいえ、長過ぎるトップスは足さばきの邪魔になりかねないので、腰くらいまでの長さか、後ろだけが長いペンギンシルエットがおすすめです。
腰にかかるサイズのリュックを背負ったり、ショルダーバッグを腰にくる長さでななめがけにしたりしても、さりげないカバーができますよ!
■ボトムス~ガウチョやワイドパンツが着られる!「巻き込み防止バンド」とは?
動きやすいボトムスといえばパンツスタイル。でも、近年人気のガウチョパンツなどはヒラヒラする裾が巻き込まれそうで心配ですよね。そんなときは、自転車のチェーンに衣類の裾が巻き込まれるのを防ぐ「巻き込み防止バンド(裾バンド、裾ベルトなどとも)」が大活躍。ヒラヒラする裾を足首にまとめられるので、ガウチョパンツやワイドパンツなどでも動きやすくなります。
■「レギンス」+「ブーツ」でスカートスタイルでも冷え防止!
ひざ丈など短めのスカートなら自転車にもOK!ではありますが、風の冷たい冬にストッキングや薄いタイツはさすがにツラいもの。スポーツやアウトドア用の防風機能が付いたレギンスを組み合わせて、スッキリ見せつつ冷えを防ぎましょう。また、明るい色や柄のあるレギンスを合わせれば、差し色として着こなしのアクセントに。暗くなりがちな冬の装いがぐんと映えて、気分もあがります。
足首が風にさらされないよう、足元はショート丈でヒールが低いブーツなどがおすすめです。お仕事の都合などでパンプスを履く方は、ヒールが低く脱げにくいストラップタイプのパンプスや、甲を覆うマニッシュなデザインのレースアップパンプスを履くのが良いでしょう。
あったか小物アイテムは「さりげなくカバー」の強い味方!
■手袋は「自転車用指あり&スマホ対応」がおすすめ
自転車のハンドルを握る手は最も冷たい風にさらされるパーツのひとつ。毛糸の手袋や指なしグローブでは、指先から手全体が冷えてしまいかねません。
おすすめは風を通しにくい、自転車用の指ありグローブ。最近はスポーティになり過ぎない、シンプルなデザインのものも登場しています。さらにスマホ対応のものを選べば、自転車に乗っていないときでも手袋をしたままスマホが使えるので便利です。
■「イヤーマフ」や耳当て付きキャップで耳をカバー
風にさらされるのに冷えやすいパーツといえば、耳もそうです。モコモコしたイヤーマフや耳当て付きのキャップは子どもっぽいイメージを持たれがちですが、最近は色味を抑えた大人向けのデザインも出そろっていますし、大きめのニットキャスケットなどで耳をカバーするのもおすすめです。
■長いマフラーよりも「ネックウォーマー・スヌード」で
長いマフラーは運転中にほどけて自転車のチェーンに絡まったりする危険があります。首回りを温めるなら、落ちたり外れたりしないアイテムを選びましょう。風が入り込みやすいと感じる場合はタイトなネックウォーマーを、室内への出入りが頻繁な場合は調整しやすいようにスヌードがおすすめです。ちなみに、白やベージュなど明るい色を選べば、光を反射するレフ板効果で顔色も明るく見えます。大きめのスヌードなら相対的に小顔に見える効果も。温かさとおしゃれを上手に両立させましょう!
この通りちょっとした工夫をするだけで、あたたかくて自転車にも乗りやすく、おしゃれな欲張りコーデも実現できるんです!今回ご紹介したあったか&動きやすいファッションを参考に、安心して冬のお出かけを楽しんでくださいね!