冬のコーデは温かさとメリハリを押さえておしゃれ上級者に
寒い冬も「着太りして見えるのはイヤだから厚着はちょっと…」と思っていませんか?でも、ちょっとしたポイントをつかめば厚着してもスッキリした見た目が作れるんです。そのポイントとは……「メリハリ」です!
■「上下」でメリハリ
上から下まで厚着するのではなく、「細く見える部分」を作ることで、全体をスッキリ見せちゃいましょう。トップスにボリュームがある時はボトムスをシャープに、ボトムスにボリュームがある時はトップスをシャープにしてメリハリを付けるのがポイント!写真ではトップスにファーをあしらってボリュームを出しているので、ボトムスは広がらないアイテムでシャープにまとめています。寒さ対策でブーツを履くなら、ムートンではなくレザー系のタイトなシルエットで!
■「ちょい出し」でメリハリ
足首や首周りなど細い部分をちょい出しして「細見え」を狙うのもメリハリ技のひとつ。肌を出さなくても、タイトなハイネックカットソーなどを合わせればちょい出し効果アリです。ムートンブーツを履きたいなら、スカートやパンツをひざ丈にしてタイツを履いたひざ下をちょい出し、なんて方法もありますよ!
目指すは「縦長」!全体のシルエットを整えよう
実は厚着をしていても「全体のシルエットを縦長に整える」と、メリハリが付いてスッキリ見えるんです。コツは「全身を見ながら縦のラインをイメージ」です!
■ロング丈のトップスは縦長効果絶大!
コート・ジャケット・カーディガン・ジレなど、下半身までカバーするロング丈のトップスは縦長効果がバツグンです!ボトムスはタイトなアイテムを選ぶか、写真のようにちょい出しでスッキリさせましょう。
■ボーダーよりストライプ
横のラインを強調するボーダーはもちろん、大きめの柄も膨張して見えたり、背が低く見えたりするため、横のボリュームが増しがちです。着太り回避には縦のラインが引き立つストライプや、細かめの柄がおすすめです。
■首元は“隠しきらない”のがコツ
モコモコしたタートルネックはあたたかいですが、顎までぴったり覆うデザインだと、首のくびれが隠れて横に広く見えてしまいます。ここは首からオフ気味のタートルネックを選んで首の縦ラインを出し、メリハリを付けましょう。Vネックにマフラーの両端を垂らすように巻いて、縦のラインを強調するのもおすすめです。
この通り、クローゼットの中身ごと買い替えなくても、組み合わせや小物づかいだけで「着太りしないメリハリ」は作れるんです!鏡の前でシルエットを意識しながら、ぬくぬくあたたかいオシャレを楽しんでくださいね!