大人のスニーカー、「あえて履いている」感を出すには?
■テキトーに選ぶと「ラクだからスニーカー」に見えがち
大人のスニーカーは、ちぐはぐなコーディネートだと「ヒールがキツいからスニーカーを選んだ」ように見えてしまったり、スニーカーに合わせて洋服をカジュアルにまとめても「おしゃれするよりラクなほうを選んだ」ように見えてしまったり……。ここで「おしゃれのためにあえてスニーカーを履いている」感じを出すには、スニーカー選びにちょっとした工夫が欠かせません。さっそく、大人のスニーカー選びのポイントを見ていきましょう。
大人のスニーカー選び、避けたいポイントは?
■汚れやダメージがあると「手抜き」見えしやすい
若い頃は、汚れやダメージのあるスニーカーでも、それがカジュアルな「味」になったりしたものです。しかし、大人のスニーカースタイルと汚れやダメージはあまり相性が良くありません。下手をすると「お手入れをサボっている」ように見えたり、「TPOをわきまえず、若い頃と同じ格好をしたがる」人に見えたりしてしまうことも……。大人が履くスニーカーは清潔感をキープして、おしゃれ見えを狙いたいところです。
■赤・黄……鮮やかな色はキマれば格好良いけど難しい!
真っ赤やレモンイエロー、フューシャピンクなどのビビッドな色を着こなす大人の女性は格好良く見えますよね。ただし、アイテムがスニーカーとなるとそうしたビビッドカラーはかなりカジュアルか、もしくはスポーティーなイメージ。大人っぽく履きこなすには、ハイレベルなコーディネート力が必要になってきます。もしかしたら、手持ちのアイテムでは合わせきれないこともあるかもしれません。
大人のスニーカー選びで押さえたいポイント4つ
■レザー素材やフェミニンなデザインで大人っぽく
キャンバス素材やスポーティーなデザイン、ボーイズライクな雰囲気のスニーカーは、ビビッドな色でなくてもうまくコーディネートしないとカジュアルになり過ぎてしまいます。レザー素材のスニーカーやフェミニンなデザインのスニーカーは、カジュアルななかにもほどよい上品さがあり、大人にハマりやすいのでおすすめ。レザー素材はお手入れ次第で長く履けるのもうれしいところです。
■ボディメイクできるなど「高機能で快適」なスニーカーを
いまや、おしゃれ=ガマンが必要とは限りません。ボディメイクができる、運動効率を高めるといった高機能タイプのスニーカーは、快適に過ごしながら美容や健康、ダイエットなどの効果も期待できる優れもの。さらに美容やファッションに関心の高い大人をターゲットにしたアイテムなので、デザインもおしゃれなものが多いのです。
■白、黒、シックな柄のスニーカーは大人にもおすすめ!
白や黒のスニーカーはデザインや素材次第でカジュアルにも上品にもなり、年齢を問わず合わせやすい色。もちろん、大人のスニーカーコーデにもおすすめのカラーです。ただし白は汚れが目立ちやすい色ですし、黒はキャンバス地など色あせしやすい素材もあるので、お手入れには特に気を遣いましょう。
また、柄モノは一見大人の装いに合わせるのが難しそうに感じられますが、色味を抑えたパイソンやボタニカルなどのシックな柄なら、むしろ大人コーデに映える一足になりますよ。
■スモーキーカラーも大人の装いに合わせやすい
ブルーやピンクなどのキレイめカラーは魅力的ですが、パステル寄りの明るい色はやや子どもっぽく見えてしまうリスクが。スニーカーに中間色を取り入れるなら、スモーキーなニュアンスカラーを選ぶとグッと合わせやすくなります。なかでも、ベージュやペールグレーは合わせる洋服の色をあまり選ばないので、まず一足取り入れるのにおすすめのカラーです。
選び方次第で、明るく若々しい感じに見えることもあれば、ファッションに興味のない感じに見えることもあって、勘どころが難しそうな大人のスニーカー。しかし、ご紹介した通りちょっとした工夫で、普段のコーディネートのなかに自然に取り入れられるのです。お出かけが気持ち良い季節、高機能スニーカーで快適にキレイを目指すも良し、モノトーンのスニーカーで上品にキメるも良し、あなたなりのスタイルで楽しんでくださいね。