「マフラーぐるぐる巻きで小顔効果」に頼っていませんか?
■ぐるぐる巻きは大人にはミスマッチ?
「マフラーの凝った巻き方はわからないから、無難にぐるぐる巻き」、「顔周りにボリュームを出せば、小顔にも見えるし……」なんて考えていませんか?長いマフラーをぐるぐると巻くだけの着け方は、カジュアルなスタイルには似合っても、大人の装いにはちょっと浮いてしまうことも……。ここはぜひ、大人ならではの巻き方を覚えて、コーディネートに合わせたマフラー使いをしてみましょう!
装いを格上げする「大人のマフラーの巻き方」
ここからは、「大人のマフラーの巻き方」とそのポイントをご紹介していきましょう。
■エディター巻きのアレンジで小顔かつスマートに
エディター巻きは、一周巻き、一重巻きとも言われる通り、首周りに一周だけ巻いて両端を垂らすのが基本です。大人の装いに合わせるなら、フロント側をドレープが出るように緩く巻いて顔の真下にボリューム感を出すのがおすすめ。顔周りをスッキリと見せ、小顔効果を狙えます。
また、垂らした両端の角どうしを軽く結んでニュアンスを出したり、イラストのようにブローチで片方の角を留めてV字のシルエットを作ったりすると、さらにフロントにポイントができて顔周りが一層華やぎます!視線が上に集まりやすいので、小柄な方にもおすすめです。
■シンプルクロスや羽織で縦ラインを強調してスタイルアップ
シンプルクロスは、マフラーを首の横で交差させて両端を前と後ろに長く垂らす巻き方。ストレートに垂らされたマフラーが縦ラインを強調してくれるので、全身をスマートに見せることができます。マフラーを結ばずに羽織る着け方も、幅の広いストールを羽織るよりスッキリ見えておすすめ。いつもの見慣れた装いも、一気にこなれた雰囲気になりますよ。
イラストのように首よりも肩寄りにかけ、端が少しひじにかかるくらいにするとフェミニンな印象に。女性らしい柔らかさを演出したい時におすすめです。
■大人の品格、インに垂らしてコーディネートに端正さをプラス
マニッシュな「マフラーを巻かずにインに垂らす」着け方は、大人の女性のハーフ~ロングコートスタイルによく似合います。洗練された印象を与え、スタイリッシュにまとまるおすすめの着け方です。さらに、コートと同系色でまとめれば上品に、差し色や柄でアクセントを加えればドラマティックにと、さまざまなテイストを楽しめます。チラリと見える部分だけにコーディネートの効果が出やすいのもポイント。
こちらも縦ラインが強調される着け方なので、スタイルアップして見えるのもうれしいですね。
■ボリュームのあるアウターにはコンパクトなデザインで
ダウンジャケットなどボリュームのあるアウターに好相性なのが、短くコンパクトなマフラーを巻くこと。大人らしいスッキリしたスタイルが完成します。首元に隙間を作らないミニマムな巻き方は、暖かいだけでなくコーディネートのアクセントにもなり、防寒もおしゃれもしっかり叶えたい欲張りさんにおすすめです。
モコモコ素材やダウン素材、模様編みなど、長いとボリュームが出過ぎる素材も、短めにすればバランスが取りやすくなります。差し色になるカラーを選べば、顔映えもよく、生き生きと華やかに見せられますよ!
マフラーは巻き方によって大きく印象が変わる、アレンジ力の高いアイテム。お手持ちのマフラーですぐにトライできるところもうれしいですよね。ここでご紹介した巻き方やコーディネートを参考に、ぜひ自分なりの新しい「大人のマフラーコーデ」を見つけてみてくださいね。